株式会社バラの学校は、食用バラの栽培、加工、流通販売まで行う6次産業の会社です。国内で唯一、食用バラの咲かせ方を学べる学校です。

バラの栽培途中でオーガニック栽培に切り替えをしたら食用として育てれますか?
できるとしたら切り替えてからどのくらい経ってから食用にできますか?

食用薔薇の基準について、国が定めた基準は2020年時点では存在しません。 NAKAI ROSE FARMでは、地球環境と食用に供するにあたり安全性の観点から以下の独自の基準をもうけています。

  1. 化学的に合成した農薬を使用しない(残留農薬検査で農薬が検出されないこと)
  2. 化学的に合成した肥料を使用しない
  3. 食用に適する範囲の味であること(苦み、酸味)

さて、観賞用の薔薇は、見た目の美しさを守るために農薬を多用して栽培管理されています。
農薬を多用した栽培は、薔薇が本来もっている病害虫からの耐性能力を使う機会が少なく、耐性が劣化している可能性が高いです。
何代にもわたって農薬で管理された苗なら、なおさらのことです。
このようなバラを、オーガニック栽培に切り替えると、枯れてしまうでしょうか?
答えは、△です。
実際、虫の食害や病気で枯れてしまう薔薇もあります。ですが、中には、生き残るバラもあります。
生き残った薔薇を、オーガニックで栽培管理し続ければ、いずれは、耐性が高まり、NAKAI ROSE FARMの食用基準にも合致する薔薇として育てることができるようになります。

どのくらいの期間で、オーガニック栽培に切り替えられるのか?

目安は3年程度です。
1年目は、多くの場合、枯れてしまう薔薇もあれば、病害虫のアタックにまけてろくな薔薇を咲かせられないことが多いです。
2年目は、弱った状態のなかでも必死に咲かせた薔薇に、食害虫などが寄ってきて、さんざんな状態になることが大半です。
3年目には、薔薇にとっての害虫の天敵がやってくるようになり、すこしづつ、命の循環が始まります。
3年たっても、まだまだ気は抜けませんが、だいたいこのようなルートを通ることが多いようにおもいます。



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