ナカイローズファームは、食用バラの栽培、加工、流通販売まで行う6次産業の会社です。国内で唯一、食用バラの育て方を学べる学校です。

オークモスの「モス(moss)」は苔を意味する言葉ですが、オークモスは地衣類という菌類と藻類が共生して生まれたものであり、日本で見かける苔とは形が異なります。

オークの木に垂れ下がるようにして生えているものを採取し、水を含ませた後で溶剤抽出法で香料を抽出します。
エッセンシャルオイルとして利用されることはあまりなく、主にシプレ調の香水のベースとして使用されています。
土や苔を連想させる香りなので、和の香りを好む人には愛される香りです。クセのある香りなので好き嫌いは分かれますが、自然の雄大さや力強さを感じることができます。
独特な強い香りである一方、他の香りとの馴染みが良いこともオークモスの特徴です。他の精油にオークモスの精油を加えることで、深みと高級感が生まれ、まるで香水のような香りになるとも言われています。自分で香水や芳香剤を作りたいという人は、オークモスの精油を使うと良いでしょう。


心を安定させる
心を静め、安定させてくれる効果があります。ストレスや不安を取り除いてくれるだけでなく、人間関係の悩みを抱えているときに効果的な香りと言われています。


消化器官を回復させる
アメリカの先住民は、オークモスを「Lung of oak(オークの肺)」と呼んで呼吸器系の薬として利用してきました。現在でも、殺菌作用、痰を取り除く効果があるとされ、風邪の症状、喘息、気管支炎など、呼吸器の不調を改善する働きがあります。

肌の炎症を緩和する
殺菌・消毒作用があり、肌の炎症を抑える効果があります。ただし、皮膚感作性が強いため、肌が弱い人や敏感肌の人にはかえって肌荒れの原因になる可能性が高いです。